『アルミ製品を取り扱っているからこそ、
アルミについても皆様にたくさん知っていただきたい』
その想いからスタートさせた「アルミを知ろう」シリーズ❗❗
今回は2回目!!
第1回目では、『アルミの原料』についてお話ししました😃
「アルミを知ろう①」👈 「アルミの原料」についてはこちら
第2回目は・・・
『アルミニウムの製造工程について』お話しします♪
前回は、アルミニウムの原料は「ボーキサイト」という赤褐色の鉱物で、それがアルミナという白い粉になり、最後に銀色のアルミニウムが出来上がるとお話ししました。
それでは、そのことついて詳しくご説明していきます😄🎶
ボーキサイトがアルミナになるには、以下のような工程があります❗
① 粉砕されたボーキサイトにか性ソーダなどを混ぜる。
② ボーキサイト中のアルミナ分が溶け出す。
③ 溶け出したアルミナ分の中から、溶けない不純物を取り除く。
④ 不純物を取り除いたアルミナ分を攪拌(かくはん)・冷却。
⑤ 出現してきた水酸化アルミニウムの結晶を真空ろ過機で取り出す。
⑥ 約1,000℃前後で焼成すると、純白のアルミナが出来上がり!!
② ボーキサイト中のアルミナ分が溶け出す。
③ 溶け出したアルミナ分の中から、溶けない不純物を取り除く。
④ 不純物を取り除いたアルミナ分を攪拌(かくはん)・冷却。
⑤ 出現してきた水酸化アルミニウムの結晶を真空ろ過機で取り出す。
⑥ 約1,000℃前後で焼成すると、純白のアルミナが出来上がり!!
このようにしてアルミナが出来上がり、次の工程へと送られていきます💡
アルミナがアルミニウムになるには、『ホール・エル―法』と呼ばれる電気分解による方法が必要なんです💡
『ホール・エール法』は、現在最も経済的に優れている工業的手法として、世界的に採用されています‼
ホール・エール法の工程は以下のとおりです。
* ホール・エール法 *
① 結晶石やふっ化アルミニウムを高温で溶かしたものに、アルミナを混ぜ合わせる。
② 電解炉に入れて、電気分解する。(この電気分解の工程で、大量の電気エネルギーが消費される)
③ アルミナが「アルミニウム」と「酸素」に分解される。
④ 溶けたアルミニウムが、電解炉の底に溜まる。
⑤ 溶けたアルミニウムを取り出し、保持炉に移す。
⑥ 必要な成分・純度に調整。
⑦ 用途に応じてインゴットあるいはスラブ、ビレットといった、アルミ製品になる前のアルミの塊に鋳造される。
② 電解炉に入れて、電気分解する。(この電気分解の工程で、大量の電気エネルギーが消費される)
③ アルミナが「アルミニウム」と「酸素」に分解される。
④ 溶けたアルミニウムが、電解炉の底に溜まる。
⑤ 溶けたアルミニウムを取り出し、保持炉に移す。
⑥ 必要な成分・純度に調整。
⑦ 用途に応じてインゴットあるいはスラブ、ビレットといった、アルミ製品になる前のアルミの塊に鋳造される。
アルミニウム1トンを作るには、およそ4トンのボーキサイトが必要なんですよ❗❗
へぇ~!!こんな工程でアルミニウムが出来上がるんですね❗
電気分解の工程では、大量の電気エネルギーが消費されます❗❗
※ アルミ地金1トンを作るのに15,000kwの電力が必要。
※ 15,000kw・・・4人家族が年間に使用する電力の3~4年分の電力に相当。
※ 15,000kw・・・4人家族が年間に使用する電力の3~4年分の電力に相当。
しかし、アルミを再利用すると、1からアルミを作るより電気エネルギーが大幅に削減されるんですよ☝
『アルミの再利用がどうして電気エネルギー削減になるのか…?』
このことについては、次回お話しします😄
『アルミを知ろう!!③』へ続く❗❗